昨日、渋谷コクーンにてNODAMAPのキルを観賞。
再々演かな?
主演は広末涼子、妻夫木聡。
脇の重要な役に勝村さん。
他、小劇場界から阿佐スパの中山祐一朗、猫ホテの市川しんぺーなど。
最初に結論を書くと、
残念なかんじ・・・。
妻夫木くんは初舞台だそうで。
思ったより声はきこえたけど、
でも、なんてゆうの、その、棒読みが・・・。
モンゴルで次々と領土をふやす男には見えなかったな。
TVや映画だったらどん欲さと繊細さが合わさった芝居をしてくれそうに思うけど
舞台の大きさではまだきついのかも?
けして嫌いではないので
舞台を重ねて上手になったら嬉しい。
広末涼子も、ううーん。
舞台だとまだきついです。
芝居が小さいというか。
なんだかな。
好きなんだけど。
かわいいし。
勝村さんはよかった。
一人目立ってた。
目立ってて悲しくなるくらいに。
彼はやっぱり芝居人間だなー。
声の張りと動きが違った。
山田まりやは思ったよりは上手いんだなあと思ったけど、
好きな芝居ではないし、
予想よりはというだけで、なんだかな〜。
お芝居にはああいうポジションの女の役ってよくあるよなあ、と。
多分なんだけど、
これを10年前見たら感動したと思う。
すげえ!やべえ!って。
でも、今見ると古くさい演出に感じてしまう。
アベマリアが流れた瞬間、
「だっせええ」
と心の底から思ってしまった・・・。
最初に作り出した野田さんはすごいと思うけど、
そっから進化が無い・・・のか、
もしくはこれが再々演だからで、
新作はそんなことないのかな?
NODAMAPにそこれほど詳しくないので、
このあたりよく分からない。
それにしても。
言葉遊びが全然いきてない舞台だったなー。
何言ってるかわからない芝居なんて!!!
特に、この脚本でしゃべりがダメって厳しいなあと。。。
ずっと舞台にたってきた勝村さんと
舞台初心者の役者さんを比べるのが間違いなのかな?
でも、お金払ってるし。
初回から野田で2ヶ月(だっけ?)なんてことをしなくても良かったのでは。
過去のキャストを見ると、そっちが見たくて仕方ない。
堤真一いいなあ。
はのさんもふかっちゃんも、渡辺いっけいも古田さんもいいなあ。
全体的に迫力を感じなかった。
芝居語れます、、、という程見てるわけではないので、
所々に的外れな記述があるかもしれないけど、
率直な感想はこんなかんじだなー。
前半終わって、これで終わりかと思って
一瞬帰りかけた自分たちが一番おもろかった。
あほすぎる。
あ。
終了後のスタンディングオベーションは乗っかれなかった。
しかも延々続いて長いし。
ただ、立った方がいいのかなとか見えな〜いと
少しずつ座ってた人も立ち始めるのはちょっと笑った。
以上、キル最終公演の感想でした。
追加。
主演の二人に話が終始してしまったけど、
脇の中山、市川もはまってるかんじがなく、ぱっとせず。
野田さん自身も、、、あたしはちょっと苦手かな〜。