http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060604-00000019-kyodo-int
3日夜、セルビア・モンテネグロのモンテネグロ共和国議会は
住民投票の結果に基づいてモンテネグロの独立を承認、宣言。
これにより、旧ユーゴスラビアは完全崩壊した。
ユーゴ情勢は10代の学生だった頃から注目していた。
歴史的背景を理解するのが大変だったな〜。
今も実感はできていない。
知識として知ってはいるけれど、という程度。
教科書的な知識を書くと、
たとえばセルビアは第一次世界大戦のきっかけとなった場所。
オーストリア皇太子がセルビア人に殺されて、、、というアレです。
実際どこまで本当なんだか、と思うけど。
また、ユーゴは戦闘が絶えない地域。
ニュースでなんとなく耳にしていることが多いのでは。
コソボ、とか。
とまあ、ちょこっと書いてみましたが、
特別政治的な主張があるわけではないのです。。。
きっかけは知人がこの辺にいた、ということ。
大丈夫かなあ?というありふれた思いから始まりました。
ニュースや専門書をいくつか読めばある程度は把握できると思うけど
そういうかたいのはちょっと、、、という方には以下の二冊を。
不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナラ―戦場コソボ、決死の撮影記
宮嶋 茂樹
戦場カメラマンのエッセイ。
ノンフィクション?
独特のテンポある文章だけど、書かれてる内容は凄まじいと思う。
さよなら妖精
米澤 穂信
こちらは小説。
前に記事で書いたかも。
この本自体はそんなに好きじゃないんだけど、
ユーゴ事情へのとっかかり本としてはアリかな、と。
民族紛争についてのちゃんとした言葉は私はまだ持たない。
戦争なんてなくなればいいのに、
という簡単な言葉は物事の一部分しか照らすことができないだろう。
※歴史的背景の解説
バルカンの憎しみとコソボの悲劇
憎しみのバルカン(2):戦争を利用する人々
ユーゴスラビア:自国への空爆を招き入れた大統領
ちょっと、偏りがある解説かなあと気になる部分はありつつ…
読みやすいほうだと思うので、参考までにあげておきます。