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評価:
加納 朋子
文藝春秋
¥ 1,750
(2009-04)
Amazonおすすめ度:
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あらすじ:
中学1年生の海月が幼馴染の樹絵里に誘われて入部したのは「飛行クラブ」。メンバーは2年生の変人部長・神、通称カミサマをはじめとするワケあり部員たち。果たして、空に舞い上がれるか!?私たちは空が飛べる。きっと飛べる。かならず飛べる。空とぶ青春小説。
日常ミステリ好きなら加納さんは外していないはず、
というベテラン作家さんの青春小説。
そんなん、手に取るに決まっている。
大混雑の耳鼻咽頭科の待合室で速攻読破した。
幼馴染の女子におされて入ったのっは
変わり者の部長がいる飛行倶楽部。
なんだか、、、、
花ゆめコミックスのラブコメを読んだような読後感。
空を飛ぶまでの試行錯誤がもっと彼らの努力に基づいたものならよかったな。
そうすると加納さんのふんわりしたよさが薄れるのかもしれないけど、
ご都合主義的なにおいを感じてしまった。
あと、部長のキャラクターがちょっと苦手。
なんでおまえそんな偉そうなわけ、と、
いや、、、二次元にイラついても仕方ないのは承知で
でもちょっとイライラした。
青春小説好きなら一読してもよいかも。
大人より、もう少し若い人のがよりはまれるのかなー。
普段ライトノベルやYAしか読まない人も読める読みやすさです。