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シアター!
評価:
有川 浩
アスキー・メディアワークス
¥ 641
(2009-12-16)
Amazonおすすめ度:

 あらすじ:
小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。


有川浩作、小劇場階を制作側から書いたもの、どうやら好評?
ということで読んでみた。

なんともいえないこの微妙な感じ。
有川さんは、お芝居をあまり見ない人なんだろうなあ・・・。

・いいな、と思ったところ

プロの声優でもある女優に、
自分の仕事を謙遜するなというシーン。
値段のついたものを謙遜したり卑下するのは
お金を払った人に対して失礼だと常々思っているので
激しく共感した。

お金をいただく時点で言い訳の余地はない。
ほめられたら、
「ありがとうございます、今の自分のベストを尽くした」
と胸を張らなきゃいけないし、
そうやって胸を張れるだけの結果を出すのが仕事だ。

クオリティに関しては甘えないでいたいと強く意識していないと怖い。
あっさり実行できていたら格好いいんだけどなー。
現実は汗だくでへとへと。


・微妙だった点

微妙に感じてしまうのは、私の経歴が主な原因かと。
色々書いたけど、まとめきれなかったので一旦削除。
また後日まとまったら更新しようと思います。


とにもかくにも、どうやら芝居に興味がない人に沢山読まれているようなのはよいな、と。
もしこれをきっかけに芝居界に身を投じる方がいるとしたら・・・
身内ならやっぱり行く末を思って不安だなー・・・。

好きなことで身を立てるって、とてもすばらしいことで、
それに向かって努力するのって、人の生き方として素直でよいと思うけど
往々にしてそんな人が周囲からあれこれ言われてしまうのは
「好きなことをする」が、「それで生活する」にリンクしていないからだろうな。

好きなことで世間に認められて、お金を稼ぐというのはとてもシビアな世界なので
もしどんなジャンルにしろそういった生き方をするなら
やれることを効率的に、そしてとことんやらないと厳しいと思う。
そういう、周囲から見たら厳しいようなことも頑張れるというのも、
きっと才能の一つなんだろうなー。
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