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美しき天然
評価:
田中 聡
バジリコ
¥ 1,890
(2009-12-04)

評価:
篠田 節子
講談社
¥ 960
(2001-10-16)
Amazonおすすめ度:

あらすじ:
大正天皇は皇太子時代に日本国内をくまなく旅した。旅先では、厳しいスケジュールにも関わらず、一人で散歩にでたり、人々に話しかけたり、思いがけない言動で人々を驚かせた。その史実を下敷きとして、皇太子のお伴をしていた有栖川宮威仁、新聞記者だった「電通」の創設者のひとり権藤震二、同じく新聞記者の山路愛山、ときの政治家・山県有朋、小説家・江見水蔭、人類学者・坪井正五郎、そして日本の山を守っているという謎の民スクナ衆…その巫女であるサワ、スクナ衆から離れて今は都会に住んでいる笙吉など、さまざまな登場人物の暗躍を描く。皇太子といっしょに鉄道に乗って、高崎、軽井沢、長野、新潟、長岡、柏崎、高田、桐生、水戸など、近代化に沸き揺れていた、明治の日本を巡る歴史伝奇小説。


旅に出るお話が好きです。
伝奇小説も大好きです。
大正天皇の国内旅行の史実をベースに伝奇小説化と言われれば
何はともあれ読まねばと思うわけです。

というわけで、ドキドキしながら読んだら
イマイチ文体が好みではなく楽しめなかった・・・・・。
残念。
設定はすごくすごく惹かれるのになあ!


せっかくなので、旅もので面白い本でもあげようかと思ったけど、
よく巻がなくてもファンタジーのほとんどは旅に出るので
とても好きな本に限ったとしても膨大な量になってしまう。

ミステリも旅行もの、多いしなあ。

うーん。

というわけで、ファンタジーでもミステリでもなく
旅に出るお話で、旅先のエピソードがメインのものを幾つか。

■恩田陸 まひるの月をおいかけて
失踪した弟をおって、弟の恋人と一緒にならへ旅するお話。
若干ミステリ風味か。
恩田さんのセンチメンタルな風景描写がばっちりはまって
奈良に行きたくなる一冊。
おすすめ。

奈良は京都に比べると観光地の道が広めで、
混雑しすぎないところもいい。
食べ物もなかなか美味しいし、
鹿かわいいし、
巨大建築やB級スポットも多いし。
駅前以外のエリアもおすすめ。

過去記事:http://kinako777.jugem.jp/?eid=980


以下2冊はお仕事絡みで海外へ行ってあれこれという本。

■篠田節子 弥勒
あらすじ:
ヒマラヤの小国・パスキムは、独自の仏教美術に彩られた美しい王国だ。新聞社社員・永岡英彰は、政変で国交を断絶したパスキムに単身で潜入を試みるが、そこで目にしたものは虐殺された僧侶たちの姿だった。そして永岡も革命軍に捕らわれ、想像を絶する生活が始まった。救いとは何かを問う渾身の超大作。

過去記事:http://kinako777.jugem.jp/manage/?mode=write

篠田さんの本が好きだ。
最近のものより、少し前の方がすき。
「弥勒」は旅行というより、仕事で言ったら巻き込まれたからちょっと違うか。

それよりは「コンタクト・ゾーン」という女性三人がバカンス先で内戦に巻き込まれる話も好き。

■戸倉英治 外交官の決断
あらすじ:
狂信的独裁国家への留学ではじまった外交官生活。スターリン・ヒトラー体制下の激動、満州から極寒の収容所へ。不毛と呪いの冷戦時代を闘い抜いた外交官によって昭和外交の裏舞台が明かされる。*


ノンフィクションで、旅行記ではなく、外交官のお仕事を書いた本。
国を移動するところがちょっと旅行記っぽくなっている程度なのだけど、
あまり見かけない素材の本だし、
読んでみると結構面白いのであえて挙げてみた。

過去記事:http://kinako777.jugem.jp/?eid=1047

その他、宮本輝「ドナウの旅人」あたりもそうかなー。
「深夜特急」も王道だけど、学生時代に読むのをおすすめしたいし。
いいなあ、旅。
そろそろどっか行きたいぞ。

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