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ピスタチオ/アフリカ呪術と信仰小説
評価:
梨木 香歩
筑摩書房
¥ 1,680
(2010-10)
Amazonおすすめ度:

評価:
中島 らも
集英社
¥ 510
(1996-05-17)
Amazonおすすめ度:

評価:
篠田 節子
講談社
¥ 960
(2001-10-16)
Amazonおすすめ度:

あらすじ:
なにものかに導かれてやってきた、アフリカ。棚は、すでに動きはじめたこの流れにのるしかない、と覚悟をきめた…。待望の最新長篇小説。


ライターの主人公が、アフリカを訪れ、色々な人と出会いながら
死んだ人や今生きている人との繋がりを確認するお話。
うーん・・・なんか違うかな、このまとめ。

とりあえず、アフリカと呪術が出てきて、
女性主人公のスピリチュアルな雰囲気のお話だよ、
というのが一番手っ取り早く、
かつ俗っぽい紹介かもしれない。

昔から、不思議なお話を書く作家さんだったけど、
ちょっと私の好みよりもスピリチュアル度が増してきていて
ちょっと戸惑う。
ストレートなエンターテインメントばかり読みすぎたのかなー・・・。

『からくりからくさ』、『村田エフェンディ滞士録』、『裏庭』あたりが好き。
いつか児童文学をもう一度書いてくれないかなーと思うけど
こういう作家さんの変化も先が読めなくて楽しいからいいかも。

というわけで、余談としてあげるならば
今回はまずこれかな、と。

・ガダラの豚 全3巻 中島らも
あらすじ:
魔神バキリの呪術パワーを奪え!テレビの取材でケニアを訪れた主人公を待ちうける驚天動地の大事件。呪術師、詐欺師が入り乱れ、痛快無比の大活躍。日本推理作家協会賞受賞作。(解説・長島信弘)


アフリカ+呪術といえばこれかな、と。
伝奇ホラーといえばいいのかなあ。

同じアフリカ呪術を書いても、梨木さんとは全く違う読後感。
でも、この本、大好き。

冒険活劇的な要素もあるし、読みやすいのではないかな、と。
スピリチュアル系は苦手な人も、こちらはいけるかと。



アフリカ呪術の話はほかに思いつかないけど、
異国+信仰+ゲリラというキーワードなら篠田節子さんははずせないかなと。
スピリチュアルな部分もあるけど、より「内戦」がクローズアップされているので
印象としては更にシリアスかつハード。
でもそこが好き。


・弥勒 篠田節子
あらすじ:
ヒマラヤの小国・パスキムは、独自の仏教美術に彩られた美しい王国だ。新聞社社員・永岡英彰は、政変で国交を断絶したパスキムに単身で潜入を試みるが、そこで目にしたものは虐殺された僧侶たちの姿だった。そして永岡も革命軍に捕らわれ、想像を絶する生活が始まった。救いとは何かを問う渾身の超大作。

訪れた先でゲリラに捕らえられるという過酷な展開のお話。
篠田さんは好きな作家さんで、その中でもこれは一番好きなお話かも。


・ゴサインタン 篠田節子
あらすじ:
豪農の跡取り、結木輝和はネパール人のカルバナと結婚したが、両親が相次いで死に、妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望…揺れ動き、さまよいながら、失踪した妻を探して辿り着いた場所は神の山ゴサインタンの麓だった。現代人の根源にある、魂の再生を力強く描く


ネパール人の奥さんをもらったら、彼女は生き神様で、という展開。
国内の描写も多いけど、異教つながりでこれもあげておく。


そして、より宗教色が薄く、内戦に商店を搾られた『コンタクトゾーン』も面白いし、
新興宗教を作っちゃったという『仮想儀礼』は実はまだ下巻を読めていない・・・。


というわけで、最終的に篠田節子礼賛になっているけど、
『ガダラの豚』も面白いから!!!!と再度プッシュして、
今回はおしまい。

ああ、そのうち宗教からみのお話も系統立てて読んでみよう。
ただ、あまりにスピ系の色が濃くなると好みではないので
そのあたりを気をつけて・・・。

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