2011/12/02
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あらすじ:
選考会満場一致! 最強の受賞作、登場! 屈折した新聞記者が、偶然出会った将棋指しの大それた野望に、まったくの成り行きでつきあうことに。個性豊かな人物たちが織りなすおかしくて熱い人生逆転物語!
左遷された新聞社の記者と、強面棋士の二人がメインの将棋小説。
将棋を知らなくても楽しめる構成なので、
おっさんが夢にトライする話とか、あがく話とか・・・
その手のものに惹かれる人は読んでみてもよいかと。
どうしようもなくこれに惹かれる、という、何かに夢中になっている人間の話が好きだ。
さらに、あっけらかんと「わーい大好き」というよりは
好きだからこそ悔しくて苦しくて熱くて震える、という展開だとたいていはまる。
心を傾けると、自分でもびっくりするような感情が引っ張り出されて驚く。
そういう経験を思い出す本は、大事にしたい。
今回は、おっさん二人の視点で話が進むこともあり、
没頭はできなかったけど、
一気に読むくらいには楽しかった。
次回作も読む予定。
余談としてあげるのは、将棋をメインに扱った小説及びマンガ。
あまり思いつかないけど・・・・・・・・
《将棋小説》
・風果つる街 夢枕獏
・王将たちの謝肉祭 内田康夫
・将棋の子 大崎善雄
《将棋マンガ》
・ハチワンダイバー
・3月のライオン
・月下の棋士
いまいち思いつかなかった・・・・・・・・・・・・・・・。。。。
昔、『ふたりっこ』というドラマで、片方がプロ棋士を目指していたな、というのは覚えている。