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評価:
朝香 祥
集英社
¥ 520
Amazonおすすめ度:
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あらすじ
霊の存在が認知され「御祓師」が職業と認められた昨今。だが高原透は、除祓能力を持たないままの「エセ御祓師」だ。政府の査察が入ることになって困っていたところに、腹違いの弟が現れて…!?
これも借り物。
近未来ゴーストコメデイと言われて多少ひるむも、
予想外に楽しめた。
初対面が苦手で、除霊ができないものすごいお人好しの所長と
ある日やってきた腹違いで、霊能力は抜群、除霊もできるちゃっかりした弟。
事務所問題と共に二人の関係(ボーイズラブではなくて)も丁寧に描かれて好印象。
文体が軽すぎないのがよかったんだろうなあ。
会話文の崩し方が程よいのや、説明口調の心理解説がないこと、、、
その辺も。
もうめっちゃはまったあ!というわけではないけど、
暇な時に続きを読んでも良いなあと思えた。
絵がこういうイラストでコバルトだから手に取る人は限られているんだろうな。
装丁がもう少し違うものだったり、
例えば図書館なんかでもヤングアダルトコーナーあたりに置いてみれば
また違った読者層にうけていいかも。
・・・てか、あたしは朝っぱらから、何こんなん書いてるんだ・・・(苦笑)
ライトノベルを読んでみようキャンペーン。
結構長く続いてます。
これ読まずに人生送んなくてよかった!と思える名作あり、
多くのハズレもあり・・・。
蔵書としてほしい!!!というのはなかなかないなあ。
それから、読んでいて気づいたのだけど、
私自身の好みはライトノベル界の時流に乗っかってないかも。
少し古いものが好きな気がする。
もえがよく分からないからかな?
ギャグ度高め、純なラブ系も苦手だし。
今後も、薦められるままにこの世界を彷徨ってみようと思いますが、
好みが少しずつわかってきたせいか、以前より失敗は減りそうな予感。
また名作と出会えますように。