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評価:
三津田 信三
原書房
¥ 1,995
(2008-04-21)
Amazonおすすめ度:
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あらすじ
「山魔に嗤われたら
……終わり」
忌み山で人目を避けるように暮らしていた一家が忽然と消えた。そのときから惨劇は始まったのだともいえる。村を守る「六地蔵様」にまつわる童唄、まるでそれをなぞるかのように、一人ずつ……。
「しろじぞうさま、のーぼる」
一人目の犠牲者が出た。
「くろうじぞうさま、さーぐる」
二人目の犠牲者──。
「あかじぞうさま、こーもる」
そして……。
山魔が現れた──
『首無の如き祟るもの』に続く刀城言耶シリーズ長編書き下ろし!
相変わらず表紙怖い。
暗い部屋でぼーと浮かび上がるとちょっとドキドキする。
怖がりなもので。
トイレに行くのが怖いなんて、さすがに29歳、言えないっす。
でも、怖い。
まあ、病院の廊下は意外にうるさいけど・・・
響いてる音はうめき声と吐く音と歯ぎしりと
あとはおなじみナースサンダルの足音なのでね。
それはさておき、
民俗学+ミステリーって好きなのという人にはおすすめ。
好きすぎてこだわりがあるからダメってこともあるけど、
今回は山の中の閉鎖的な村の事件。
ベタです。
それがいいです。
最後不思議が残るところが特徴なのかなー。
今のところ2冊くらい読んでます。
残りも読む予定。