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妃は船を沈める
評価:
有栖川有栖
光文社
¥ 1,680
(2008-07-18)
Amazonおすすめ度:
あらすじ
この願い事は、毒だ。ゆっくりと全身に回る。

所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。〈妃〉と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り籠に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。
──何を願って眠るのだろう。

臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。


アリスシリーズを読み始めたのは、
たしか図書館の大人向けコーナーに出入りするようになった中学一年生くらい。

それからしばらく有栖川さんが好きでちょこちょこ読んだけど、
高校生くらいで離れてしまった。
何でかはわからない。
新刊が借りられていて、とか、そんな些細な事だった気がする。

最近に成ってまた少し読み始めているけど、
昔程感銘を受けないなあ。
今回もいまいち。
何がイマイチかと言うと、妃さんのキャラクター。
共感できないし、かといって惹かれないし、反発も出来ないし。
トリックでうおおおというのもないし。
何だか、へえ、ふうん、で終わってしまったなー。
残念無念。
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砂漠の歌姫 (軽装版偕成社ポッシュ)
評価:
村山 早紀,森友 典子
偕成社
¥ 945
(2006-12)
あらすじ
砂漠の街エスタ、エストバーン帝国の首都だった街。かつてのエスタは、からくりの機械や医薬品を作る高度な技術を持ち、商業都市として栄えていたという。しかしいまは、辺境の一都市にすぎない…。砂漠の街エスタの秘密がときあかされる。


アラビアンナイトに始まり、砂漠の物語ってなんでか好き。
小学生の頃は荻原さんの『これがわたしの王国』にめっちゃはまったな。
あれは異世界転移ものでもあって、二重に好みどんぴしゃりだったし。
もう少し最近のものだと須賀しのぶの流血女神伝とか。
あれは砂漠以外もあったけど。

とにかくそういうわけで、タイトルに引かれて読んだ。
結果はかんばしくないです。
ううーん。
文章のテンポが合わなかった。
もう少しハードにきてほしいんだよなあ。
児童文学でも、バルサシリーズぐらいいどんどんがんがん攻めて来てくれと思う。
小学生の時読んだら今よりは好きになれたかなあ。
もしかしたら年齢の問題もあるのかも。
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大東京トイボックス 3 (3) (バーズコミックス)
大会社を辞めたクリエーターの主人公が弱小会社を作って
仲間とゲームを作ると熱くなる話。

ゲームはほとんどした事がないけど、これ、おもしろいです。
お仕事マンガ、青春群像もの、ラブコメ、要素はベタにてんこもり。

今回はいきがった若者暴走で、ああー痛いーその自信が痛いーというかんじ。
上から目線じゃなくて、その、身に覚えちょっとあるかも、という。
なんか、もっとできる〜〜〜と鼻息荒くなる時、あるよな。
そんでもって、仕事する時人は嘘をつくというのには納得、共感。
大なり小なりあるな。
まだやってなくても今やるとこです、とか。
責任逃れをするなんてだせえと思っても、
やっぱり自分を守りたくなるし。

今年の目標でもあります。
保身に走らない。
謝罪は潔く。
こと自分に関しては、だけど。
そういう働き方をしたい。
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イロドリミドリ (マーガレットコミックス)
評価:
羽柴 麻央
集英社
¥ 420
(2008-09-25)
Amazonおすすめ度:
あらすじ
玉緒が毎日通う図書館で出会った不思議な少年ミドリくん 彼に隠された切ない秘密は…? 心に響く読み切り短編集
【収録作品】糸と釦/劇団中学生/14歳の肖像/キミドリミドリアオミドリ


羽柴さん、久しぶりに読んだなあ。
相変わらずかわいらしい。

一番目の話はからくりがちょっと意外で、
でもせつなくてよかったな。

それにしても、少女マンガ家ってすごい。
ずっとこんなキラキラキラキラした世界の事考えてられないもの。
あーだめ、そんなおらんがな、と、あっさり突っ込んでしまったら
話が続かない。
夢を見るのもパワーいるよなあ。
ものをつくつ人、すばらしいです。
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金剛番長 1 (1) (少年サンデーコミックス)
評価:
鈴木 央
小学館
¥ 410
(2008-02-18)
Amazonおすすめ度:
謎の組織を探してる主人公はでかくてマッチョで筋を通す男。
しかも強い。

あの、おもろいでって聞いてたの。
でも絵でちょっと引いて読んでなかったんですが・・・
おもろいやないの!
少年マンガっぽいけど、その男臭さいいわ〜。
てか金剛番長すてき〜。
マッチョ好きやし。

バトルマンガは苦手なはずなのに、次も読んでしまいそうです。
複雑さがなくてすごく楽です。
なかなかおすすめ。
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おころりよ
千鳥足で夜道をふらふら。
酔いどれてしまえたらええのに。
年単位の禁酒中って、間ーわるっ。

なかなか退院せーへんなー。
でもせっかくやから出来るだけ看てもらって安心したい。

年末の家族旅行はパア。
気に病むなと言われても、気にするっちゅーの、
申し訳ないし情けないっちゅーの。
しかしこればかりはどうしようもないのです。。。

昔のことを時折思い出してみる。
結婚しても会おうやとか、そんなこと思っとったような?
ずっと友達なんて口に出す性格ちゃうけど
そんなん当たり前やとは今も思ってます。

べったり一緒にはおらんし
肝心な時入院してまうし、
あいつまた何やってんねんと突っ込まれてばかりやけど
ピンチには騎兵隊のように全速力で駆けつけて
敵を蹴散らすような勇ましいとこ見せてみたい。
飲み屋でくだんない話ばっかで、ほんますんません。。。

たぶんこれからも、たいしたお役には立てへんわ。
それでも生きてる限りここにおるから
何となしに声かけてーや。
そんで茶でもしましょーや。

会えば恋の話なんかして、もうええ年ですけど、
そやって年をとってけたら、
たいていのしんどい事はかわせるんちゃうんかと。

あー!
これから作業して、そんでメールざっと返して寝ます!
時々連絡ありがとう。
私信ですけど、うちほんまにあんたがかわいてしゃあないねん。

ではおやすみ。
目が覚めた後いいことあってくれ。

| diary | comments(0) | trackbacks(0)
青いチューリップ (講談社文学の扉)
評価:
新藤 悦子,小松 良佳
講談社
¥ 1,680
(2004-11)
Amazonおすすめ度:
あらすじ
オスマンの国の都、イスタンブル。花を愛する人々が競って咲かせようとしていたのは、幻といわれる青いチューリップだった。羊飼いの少年・ネフィはアーデム教授とともに、本当に「青い」チューリップを作り出そうとするが…


オスマントルコに関する本をたくさん読んでいた頃見つけた児童書。
オスマンものの小説!?
めっちゃレアやんけーということで取り寄せて本の山に埋もれてしまっていた。
多いな、そういうの。。。

羊飼いの少年と、気が強い教授の娘。
幻の青いチューリップの研究に旅の冒険譚。
要素てんこもりですー。
でもてんこもりすぎて残念ですー。
いまいち登場人物に踏み込めず、どどーんと終わってしまって拍子抜け。

うーん、残念。
よい児童書なんだろうと思うけど、あくがもっと強い方が好みだなあ。
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それは何かときかれたら
妹に巨額(まで後少し)の貯金発覚。
えらい。
いや、あんたえらい。
でも学生なんやし働かずに遊びなよ、とも思ったり。

これだけ本を読んどいてアレだけど
ゆっくりする余裕がない。
細切れで眠る日々は過ぎたものの、
あれもこれもやらなきゃやらなきゃと思いながら
手につかないまま今日に至る。

病院の行き帰りにはいつも不安に襲われる。
いつか家計崩壊したらどうしよう?
いつまで自分一人で支えて行けるんだろう?
どうにかなるさあと思う日と
こんな体調なのに?と憂う日と
そんなこと思う暇もない日と。

あーいつまでもあったかい人に守られてたかったなあ!
なんて今更思っても遅いね、きっとね。
寝姿を見て、
あー、あたしはこの人支えて生きてくんすか、マジっすか、と
これまた今更 か。
いつも何の覚悟も決まらないうちに全てが走り始める。
スリル満点、先行き不透明。
官庁の書類以上に辻褄あってねー。
いつかどうにかなるのか?
幸せは胸の中になんて歌われても困る夜もありつつ
今日も病院へ。

しんどいのは私じゃなくて当人で、
いや、私も体は充分おかしいが、
いやいややっぱり空元気も元気のうち、
笑う門に福来るで、
自己憐憫はださいの境地。
やっぱりお金、お金だわ。
かせぐぞお。

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ママはテンパリスト 1 (1)
評価:
東村 アキコ
集英社
¥ 780
(2008-10)
Amazonおすすめ度:
東村さんの育児エッセイマンガ。
ただし説教色ゼロ。
おもしろかった〜。

てか、おっぱい連呼するチビ男子、ここにもいた〜〜〜!
そうかそうか、よくあるかはわからんけど、いるのね。
ちょっと一安心。

〇歳児ならともかく、2歳すぎて町中で「おっぱい」叫ばれて
Tシャツべろーんはダメ。
「あほかっ」
と突っ込んでしまう。
そんでも可愛いのにかわりはないけど。
ああ、なんであんな可愛いんだ。
「(俺がいないと)さみしいでしょ」
って、そんな言葉どこで覚えてきたんや、おまえー!

育児してなくても普通におもろいです。
なかなかおすすめ。
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ラブコメ今昔
評価:
有川 浩
角川グループパブリッシング
¥ 1,470
(2008-07-01)
Amazonおすすめ度:
自衛+ラブコメ。
有川さんのライフワークなんだなあ。

あんまり文字でラブコメを読むのが好きじゃないかも?と気づきつつあります。
大きなストリーの中にラブコメ要素ならいいんだけど、
ラブコメ一本槍はちょっと。

というわけで、個人的趣向により星3つです。

あ。
自衛隊の航空ショー、見た事あります。
ああいうのは、純粋にすっげええと思う。
| books | comments(0) | trackbacks(0)

The Samantha Times

不定期に更新中の読書感想ブログです。

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